アジアアロワナは食用の魚だった。

アジアアロワナは大変美しい鑑賞魚です。アジアアロワナ1980年以前は、食用として捕獲され、マレーシアなどでは、結婚式に金色のアジアアロワナが振舞われていたそうです。わたしがこの熱帯魚を見たときは、あのなつかしのシーマンかと思ってしまいましたが、アジアアロワナはその美しさに見とれてしまう鑑賞魚です。アジアアロワナは1980年以降、ろ過システムが普及し、大型魚の飼育が可能になったことから、アジアアロワナも食用から鑑賞魚へと移行しました。その美しさから、一躍注目を浴びるようになり乱獲されるようになります。
現在ではほとんど自然には生息していないみたいです。アジアアロワナの乱獲が一番の原因となってしまったみたいです。アジアアロワナは養殖の試みがなされ、努力の結果、インドネシアの養殖場から出荷される稚魚に限って輸出総数を制限した限定的な取引が認められるようになったのです。

アジアアロワナは病気にかかりにくい丈夫な魚

アジアアロワナの輸出数は、日本にも正規輸入として認められアジアアロワナの輸出数は増えました。アジアアロワナは1995年からインドネシアだけでなく、シンガポールとマレーシアからも輸入されるようになり、その際に魚の体にマイクロチップを埋め込むという条件付で輸出数の制限は廃止され輸入されるようになったみたいです。
アジアアロワナは大変美しい鑑賞魚ですので、普通の熱帯魚よりかなり高いです。きがるに買う熱帯魚とはちがいます。アジアアロワナは、病気にかかりにくい丈夫な魚なのでなかなか病気では死に至らないのも特徴です。でもまったくアジアアロワナは病気にかからないというわけではありません。こんな経験ありませんか?
熱帯魚が前の日まで元気だったのに、次の日になって全滅していた。ってことありませんか?アジアアロワナは、大型部類にはいる魚ですので、病気の様子がわかります。

代表的なアジアアロワナ

アジアアロワナ種類は体色によって4種類に分けられます。人気とされているアジアアロワナを紹介します。
★過背金龍(マレーシア・ゴールデン)★
ウロコ、エラが成長につれて金色に発色し、そのウロコの発色が背中のウロコまで回ることから、この過背金龍(マレーシア・ゴールデン)という名前が付けられました。ウロコ、エラが金色一色なのではなく、緑や青などの色合いもあり、アジアアロワナの中でも最もバラエティに富んだ色合いを楽しめます。
以前は、その繁殖の難しさから、混合種(俗にいう高背金龍)が出回りましたが、現在は純血の個体がほとんどです。
アジアアロワナの中では成長が比較的ゆっくりなほうですが、上手に育てていくと、50cmを超える大きさにもなります。
★血紅龍(スーパー・レッド)★
日本で一番知られているアジアアロワナは血紅龍(スーパー・レッド)です。
ウロコ、エラ、ヒレが成長につれて紅色に発色し、紅ければ紅いほど、個体の価値が上がります。
数多くの熱帯魚ショップは、スーパーレッドとして売られています。
繁殖されたファームや、飼育環境によって、紅の色はさまざまです。
ウロコの内側(鱗低)の色も、緑や青、紫などがあり、ウロコの外側(鱗かく)の赤の太さが太いものを『辣椒紅龍』、逆に細いものを『血紅龍』と呼んだりしています。

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